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氷温にした理由

産みたての卵を、何故わざわざ氷温貯蔵するのですか? というお尋ねがあります。
たしかに、そのように思われるのは不思議ではありません。しかし、目の前にある食品に手間をかけることで私たちの体にとってもっと良いかたちの食品に変わることができれば、私たちは迷わずその道を選びます。

卵を氷温貯蔵することで得られる旨味成分は、美味しさを増す働きばかりでなく、その一つ一つの成分は私たちの健康を維持するための非常に大切な栄養成分でもあります。

さらに、卵が凍結を防ぐために体内で起こす化学変化は、旨味成分の増加以外にも多様な成分を生成しており、そこはまるで高度で精密で壮大な化学工場。その成果を人間が再現することはできません。
人の知恵と自然の力を比較すべきではありませんが、つねに科学は自然の中から生まれてきました。

人が必要以上に自然(食品)に関与し不自然なかたちへと利用しなければ、自然は想像を超えるような能力を使い、私たちにその恩恵を与えてくれます。

産みたての卵をあえて氷温貯蔵する理由は、安価で利便性も高く、栄養評価も非常に高い卵から、さらに隠れた力を引き出し、私たちの体によりよい食品に進化させるために、非加熱・無添加で卵を加工したいと考えたからです。

その手段として食品加工技術で最も古い「貯蔵」という手法の中から、氷温貯蔵という技術を選択しました。

見た目は、他の卵と違いはありませんが、物性は変化しているため、今までとは違う新しいステージにたつ新しい特長をもった新しい卵と考えています。

「氷温熟成なま卵」は、産卵後氷温専用の貯蔵庫で卵が凍る少し手前の温度である「-1℃」を常に一定に保った環境で静置熟成したなま卵です。なま卵独特の臭みのないサラッとした味で、凍結卵ではありません。

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