鹿児島県そお市庭先養鶏×氷温熟成なま卵

卵の名前は、−1℃(マイナス イチド シー)

冬の寒い時期にとれた野菜、果物、魚貝類は、甘く美味しい事が良く知られています。

また、伝承的な加工食品の寒干し、寒ざらし、寒漬けなどは暦の上の大寒を待って仕込みに入ります。

古くから伝わるこれら食品加工技術や冬にとれる食品は、氷点下の氷の世界の中で凍らないで越冬、冬眠する動植物の体の仕組みと共通点があり、いずれも凍るか凍らないのそれぞれの限界温度の中で凍結を防ぐために体内の酵素などを使い、不凍物質を作り細胞に蓄えます。

氷温熟成なま卵も、−1℃という限界温度の中で凍結を防ぐために豊富なたんぱく質を酵素分解し不凍物質をつくりますがこの化学変化を熟成といいます。

冬にとれる食品や寒仕込みが美味しいといわれるのも、凍結を防止するためにこのような化学変化を起こしているから。

常温や冷蔵では得られない、限界の中で自らの生命を守り抜くための知恵と底力です。

鹿児島県そお市庭先養鶏×氷温熟成なま卵

冷凍卵ではありません。商品到着後は、絶対に冷凍庫に保存せず、冷蔵庫で保存してください。

氷温熟成なま卵をもっと知る

氷温にした理由

産みたての卵を、何故わざわざ氷温貯蔵するのですか? というお尋ねがあります。
たしかに、そのように思われるのは不思議ではありません。しかし、目の前にある食品に手間をかけることで私たちの体にとってもっと良いかたちの食品に変わることができれば、私たちは迷わずその道を選びます。

卵を氷温貯蔵することで得られる旨味成分は、美味しさを増す働きばかりでなく、その一つ一つの成分は私たちの健康を維持するための非常に大切な栄養成分でもあります。

さらに、卵が凍結を防ぐために体内で起こす化学変化は、旨味成分の増加以外にも多様な成分を生成しており、そこはまるで高度で精密で壮大な化学工場。その成果を人間が再現することはできません。
人の知恵と自然の力を比較すべきではありませんが、つねに科学は自然の中から生まれてきました。

人が必要以上に自然(食品)に関与し不自然なかたちへと利用しなければ、自然は想像を超えるような能力を使い、私たちにその恩恵を与えてくれます。

産みたての卵をあえて氷温貯蔵する理由は、安価で利便性も高く、栄養評価も非常に高い卵から、さらに隠れた力を引き出し、私たちの体によりよい食品に進化させるために、非加熱・無添加で卵を加工したいと考えたからです。

その手段として食品加工技術で最も古い「貯蔵」という手法の中から、氷温貯蔵という技術を選択しました。

見た目は、他の卵と違いはありませんが、物性は変化しているため、今までとは違う新しいステージにたつ新しい特長をもった新しい卵と考えています。

「氷温熟成なま卵」は、産卵後氷温専用の貯蔵庫で卵が凍る少し手前の温度である「-1℃」を常に一定に保った環境で静置熟成したなま卵です。なま卵独特の臭みのないサラッとした味で、凍結卵ではありません。

氷温がなぜ良いのか

1970年、故 山根昭美博士(当時 鳥取県食品加工研究所所長)が摂氏0℃以下でも凍らずに生鮮食品が生き続けるという現象を、多くの検証を経てその温度域を「氷温」と定義されました。卵は安全性や品質が保存温度により大きな影響をうけるため、温度管理がとても重要な食品です。しかし「氷温熟成なま卵」の貯蔵温度である−1℃(未凍結)では有害微生物が増殖しにくく、また産みたて時の卵白に多く含まれる二酸化炭素の卵殻外への拡散が抑制されます。このため、貯蔵後30日が経過しても高い鮮度を保持しながら熟成していきます。

氷温の力、高鮮度保持

自社農場で、同じ鶏から産まれたほぼ同重量のなま卵を「氷温庫」と「冷蔵庫」に保管して、鮮度保持比較試験を実施(平成27年10月撮影。当社比)

氷温庫で30日間保管したなま卵

卵の鮮度の目安となるゼリー状の白身の部分が盛り上がっており、30日経過しても高鮮度を保持していることが一目瞭然である。

冷蔵庫で20日間保管したなま卵

卵の鮮度が低下したため、ゼリー状の白身の部分がすでに水溶化している。また、卵白の支えがなくなっため卵黄の偏平化がみられる。

氷温の力 増して行く旨味

自社農場で、ほぼ同体重の同鶏種から産まれた、ほぼ同重量のなま卵を同日「氷温庫」と「冷蔵庫」に保管し、遊離アミノ酸の経時変化を観察した(平成26年4月8日。㈱氷温研究所で実施)

卵白 氷温(冷蔵庫)貯蔵

卵白 氷温(冷蔵庫)貯蔵

卵黄 氷温(冷蔵庫)貯蔵

卵黄 氷温(冷蔵庫)貯蔵

冷蔵庫保管と比較して氷温庫保管の方が保管日数が経過するにつれ卵黄と卵白の遊離アミノ酸が増加していることがわかる。

氷温域におかれた生物(食品)は、凍結を防ぐために体内環境を変えながら生き延びていきます。

この変化こそ氷温の最大の特長ですが、そこには生命の維持に欠かすことのできない物質の一つである「酵素」が深く関与しています。

氷温熟成なま卵の旨味も卵が保有する酵素がタンパク質を分解して、低分子のアミノ酸や糖などをつくりこれらの化合物により体内の濃度を高め凍結を防ごうとする現象のなかで生成されたものです。
凍結を巧みにかわしながら生き延びる生物の知恵と力は、大寒を待って食品の仕込みを始める寒仕込みや寒ざらしなどの日本の伝統食として受け継がれています。

鹿児島県そお市庭先養鶏
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氷温熟成なま卵

お願い

お届けする卵は、サイズを統一して出荷をしておりません。
とても大きなものや小さなサイズのものは事前に除いておりますが、お届けした卵の大きさに、ばらつきがあることをどうかご了承ください。

また、卵は低温管理をしなければいけない食品のため、お届けはすべてクール便でのお取り扱いとさせていただいております。
お届け後のご自宅での保管は、絶対に冷凍庫ではなく、冷蔵庫での保管をお願いいたます。

何卒よろしくお願いもうしあげます。

食餌 :季節の無農薬野菜、野草、米ぬか、おから、油かす、カキ殻、魚類(体調の衰える夏、冬は植物油や肉類を追加しており、年間を通じて気候や鶏に体調に合わせた食餌を調整、追加しております)

薬:ワクチン、抗生剤は不使用

はじめまして。
私は、日本で初めて氷温熟成された
マヨネーズです。

陸の孤島マヨネーズ

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陸の孤島マヨネーズ
氷温熟成40日(プレーンタイプ)

植物油と卵と酢というシンプルな素材だけで作られるからこそ、マヨネーズの味とグレードが一番わかるといわれるプレーンタイプです。
しかし、シンプルなのは組み合わせする原料の数だけ。
いざ使用する素材を探し始めてみると、果てしない数の商品の山。

マヨネーズといえば卵ばかりが強調されますが実際に作ると、原料の殆どをしめる植物油と、ともすれば重くなりがちな植物油と卵の味を一気に開放し引き締めてくれる酢の選択がどれほど重要なのか思い知りました。

やっと探し当てた原料となる素材を提供してくださる会社は、化学薬品や遺伝子組み換えのものは使用しないでくださいとお願いするのが恥ずかしくなる、食の安全や伝統技術、時代の変化に対する強い理念を実践されている会社でした。氷温貯蔵で旨味の増した卵に上質な植物油と醸造酢の両雄が加わり出来上がったマヨネーズ。味を整えるためにさらに氷温の中で静置することにより、滑らかで上品で穏やかな味のマヨネーズへとゆっくり歩みを進めます。

素材

私たちが選んだ素材です。喜んで大切に召し上がっていただければ、それだけで十分です。

もの作りは、作り手の考え方や性格が手綱をもち、すべてを決定します。そして、もの作りに挑戦するものには、あこがれる作り手の背中があります。それまでのマヨネーズの味に超えなければいけない大きな壁を感じた昨年、この純米酢に出会い、それは壁ではなく、山であったことを教えられました。規格統一された原料を安価で安定して仕入れることが可能な時代。
天候に大きく左右される農産物の栽培から手がける食品は、職人と呼ばれた人たちが次々と捨てていった志と夢になってしまいました。

発酵の源泉である微生物は活性できる環境と時間さえあれば、食品に限らず、薬の成分をつくり、プラスチックを分解するだけの力を持つ生き物です。しかし一般に売られているお酢は、酢酸菌を添加した仕込みタンクに人工的に空気を送り込み攪拌しながら酢酸発酵を促進し、数時間から1日の工程で出来上がります。人の時間軸に詰め込まれた微生物が、結局、ツーンと鼻を刺す強烈な匂いや、酸味以外何の味もないお酢しか造れなかったのは仕方がないことなのです。

純米醸造酢

創業明治26年。日本を代表する京都の醸造酢会社です。

高度成長期の昭和30年代。日本の農業は、毒性の強い農薬漬けの状態でした。
田植え直後には、農薬を使用したという赤い旗がたち、田んぼの出入りを禁止され、急いで通り抜けるよう学校で指導されました。

このような環境が続いていた昭和39年、体への影響を危惧した三代目当主がお酢作りにかかせない米の無農薬栽培に取り組み始め、やがて生産を軌道にのせていきます。しかし、その間に大量生産、大量消費が美徳であるという新たな時代の流れがうまれ、つられて私たちの味のセンサーも新らしい基盤の上で反応するようになり、中には今まで食べていた味や香りを敬遠する食品も出てくるようになりました。お酢がその一つです。

僅かな原料で製品化される市販のお酢は原料由来の匂いが弱く、逆にこの蔵が造った旨味を最大に引き出すために大量に使用した米の香りは、皮肉にも時代の中で弱点となってしまいました。この部分の改善に取り組んできた四代目当主は大学で醸造を学んだ、現五代目当主とともに香りの研究をさらに深化・深耕していきます。そして、農薬全盛期の時代に三代目当主が無農薬栽培米を原料とした純米醸造酢を世に送り出してから38年目、2007年秋、20年来の親子の夢がかない、「やさしい香り」「穏やかな酸味」「大吟醸のように繊細で円熟味のある」純米醸造酢ができあがりました。

「純米醸造酢」は、京都・丹後の山里で農薬を使わずに育った新米だけと山から湧き出た伏流水を原料に造られます。冬になり、精米を終えた新米は、麹づくり、酒母づくりと進み、酒母づくりを終えると大きなタンクに移し変えられ、水、麹、蒸し米の順に3回に分けて投入されたあと、約30日かけて「酢もともろみ(酒)」になっていきます。出来上がった酢もともろみ(酒)は、お酢蔵に運ばれようやく、お酢の仕込みがはじまります。発酵を機械的な攪拌で促進させず、静置発酵(発酵至適温度を常に保ちながら、自然な対流にまかせて発酵させる製造法)により、酢酸菌は80~120日かけて酢もともろみ(酒)のアルコール分をお酢にかえていきます。発酵を終えたお酢は、240~300日の長期熟成期間に入り、その間は、ワインのデキャンタージュと同じく、お酢を空気に触れさせるためにタンクごとの入れ替えを何回も行ってやっと出来上がりです。

日本農林規格(JAS)で「米酢」と表示できる米の使用量(1リットル/40g)の8倍以上の米を使い、米作りから製品化まですべての工程を自社で行い、1年半以上の時間をかけて完成した「純米醸造酢」。安心、安全、こだわりなどの言葉でむせ返っている食品業界。目の前にある商品に対する理解や評価は、情報の乏しかった時代では考えられなかった既視感が先に立ちます。

しかし、鳥の目をもっても捉えられないような砂漠に落ちたダイヤモンドを探し出せる人たちもいます。

LVMH NOWNESS

LVMH(Moët Hennessy-Louis Vuitton モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)とは、1987年に、ルイ・ヴィトンとモエ・ヘネシーが合併してできた会社で、フランス・パリを本拠点とし、ヨーロッパを中心にLouis Vuitton(ルイ・ヴィトン)、LOEWE(ロエベ)、Dior / Parfums Christian Dior(ディオール/パルファン・クリスチャン・ディオール)、BVLGARI(ブルガリ)など世界中で知られる60近くの高級ブランドが傘下にある世界最大規模のブランドグループです。このLVMHが運営するNOWNESSは「感動を呼ぶ規格外の物語の語り手になる」というコンセプトでジャンルにとらわれずアートから著名なクリイエーターによるショートフイルムまで、ここでしか見られない独自のコンテンツをデジタルマガジンで世界中に発信しています。

2016年1月7日、NOWNESSは「最後に残った日本の職人たち」と言うタイトルで、この蔵の米栽培から手がける貴重な醸造蔵のお酢つくりの思いと理念を世界に紹介しました。その中で、お酢の主原料であるお米を自分たちでつくる事から始める。それは毎年違うお米の性格の機微を知るためには絶対に欠かせないステップだと五代目当主は語っています。日本はお米が主食であることから米栽培技術は世界に誇れる水準であることは確かです。でも、そういうことではないということです。

NOWNESSはこの蔵のお酢造りへの信念を通し、私たちが日常良く使うスペックというものからあなた達は文化と魂を奪われていないか?と問いかけているのかもしれません。

同時に、この蔵が育て守り進化させてきた醸造酢文化を、LVMHが認め感動したということでもあります。

無花果酢(いちじくす)

純米醸造酢と同じ蔵で造られる、無花果を使った果実酢です。
毎年1回、10月。最高に熟した無花果は、当日収穫された、生食用として店頭に並ぶものと同じ品質で、事前にツヤ出し剤の吹き付けをしないよう指示されたもの。この完熟無花果をこの蔵のスタッフが愛知県まで取りに伺うところからこのお酢造りは始まります。

無花果は、果皮が薄く丁寧な扱いが必要な上、傷みやすく足の速い果物。
そのため、総量1トンの無花果の仕込み工程(収穫、輸送、検品、計量、ペースト)は高速で進めなければいけませんが、すべての作業を1日で終わらせます。
1トンの無花果ときけば私たちには想像できない量ではありますが、仮に全量すべてがお酢になったとしても、500mlの容器に換算すると2000本分の量にしかならないとても貴重なお酢です。こうして仕込まれた無花果は、先ず酵母による発酵でアルコール度数6%の美味しいワインになり、アルコールを餌にお酢の主成分を排出する酢酸菌による酢酸発酵を経て熟成へと進んでいきます。

一滴の水も加えず、無花果が実る一時期だけ手に入る原料だけで造られる量は僅かで、さらに最初の発酵から熟成まで1年半以上の時間をかけられたお酢です。販売数量にも制限があり、たしかに高価なお酢ですが、ワインになりお酢へと醸されたこの蔵の無花果酢の貴重な世界を皆様と共有できればと思います。
蔵の当主は、完熟無花果の香りが漂う中で仕込むことを幸せと語っています。

濃縮された果汁を仕入れて仕込むことが当たり前の現在、この当主の言葉こそ私たちがあこがれめざす人の背中です。

菜たね油/椿油×一番絞り
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無形民族文化財指定
蒲生手漉き和紙による自然濾過

陸の孤島マヨネーズの、1回の仕込み量は4Lです。
生産効率を上げるための機械の導入を考えたこともありましたが、植物由来の原料は、採取時期や加工環境などに影響を受け味や香りの機微が生まれます。その微調整に非効率ではあるものの、今の仕込み量が最適なのです。

食品製造において、加工を手助けする道具がつまびらかに説明されることはあまりありません。特にマヨネーズにおいては、ほとんど聞いたことがありませんが、中には「陸の孤島マヨネーズ」の主原料である、菜種油と椿油の最終ろ過を担う手漉き和紙のように無形民族文化財に指定されているようなものがひっそりと関わっていることもあります。

「鹿児島県蒲生の手漉き和紙」。豊かな水や原料に恵まれた鹿児島県蒲生地域で、薩摩藩の武士の副業として始まり、全盛期には約300人いた和紙師も、今は蒲生手漉き和紙の製造技術保持者から伝統と技術を受け継いた男性のただ一人となりました。大量生産できる洋紙とは異なり、簡単な道具と人力だけで植物繊維を複雑に絡めさせ1枚ずつ仕上がる和紙。

毎年、1,2月は1年分の原料、約8000キロのカジノキ原木を集め、皮剝ぎの明け暮れから始まる和紙生産は、完成するまでのどの工程も重労働が付きまとい後継を志した人たちの意欲を奪っていったと聞きました。

食品を通して、私たちはどこに繋がっているのでしょう。高いお値段の商品を気持ちよくご購入いただいた感謝や製品化までにご協力いただいた皆様へのご恩をどのような形でお返しをしながら繋がっていけるのかとずっと考えてきました。

蒲生の青敷山の麓でひっそりとたつ工房でたった一人で漉かれていく和紙。しかし、その和紙漉きが山々も漉いているのだと解ったときに、皆様のからいただきお預かりているご恩は、穏やかで健やかな自然を次の世代にお渡しするご恩送りでお返しをしたいと考えております。

無形民族文化財指定「蒲生の手漉き和紙」の上で、それぞれの自重でゆっくりとろ過されていく菜たね油と椿油。鹿児島県と北海道の契約栽培農家で採れた菜たね種子、鹿児島県で自生している天然椿、そして庭先で咲いた椿の種子だけを原料に油職人が丁寧に絞った一番絞りだけを使っています。不純物を取り除く工程は時間のかかる静置法ですが、製品化までの全工程に共通する、原料を無機質なもののように扱う製造方法とは違うそれぞれの工程に敷かれた「時間の尺」は、世界共通であろうプロの職人の信念と矜持を感じ、それを原料素材として使えることの喜びを思います。

チリ産エキストラバージンオリーブオイル/落花生油

チリ産エクストラヴァージンオリーブオイル

日本で一番売れている、チリ産ワイン。どのワインを買えばいいのか分からない時は、チリ産ワインを買えば間違いない。という方もいらっしゃいます。

チリ産に限らず世界には多くのすばらしいワインがありますが、共通するのはブドウ栽培に適した環境と名醸地で生産されたということです。このことは優れたワインにとって欠かせない条件であり、その通念は決して間違ってはおりません。しかし、はじめからそのような環境が整っていたという場所など世界中どこを探してもありません。皆、一様に長い時間をかけて最良な栽培・生産技術を見出しその構築を経て、現在に至っています。

「陸の孤島マヨネーズ」に使われている、チリ産エキストラバージンオイルの生産者もオリーブ栽培、オイル製造のノウハウをヨーロッパから取り入れながら製品化までに15年かかりました。農場のあるコルチャゴア渓谷はチリ中央に位置し、オリーブ栽培に不可欠な水はけの良い丘陵地で乾燥した地中海気候という条件がほぼ一緒であり、葡萄の栽培にも適していることから、オリーブオイル同様にワインの生産地としても世界的に有名な場所です。

何よりチリは四方を5000m級のアンデス山脈、アタカマ砂漠(アンデス山脈が壁になり湿った空気が遮断されるため世界一乾燥しているといわれる砂漠)、大西洋、南極に囲まれた厳しい環境地なのですが、その厳しさの見返りのように農害虫被害が少ないという環境を授かった国です。中でも「地中海ミバエ」という農害虫の中でも大害虫として世界中で知られ、日本など未侵入国は常に侵入を警戒をしている虫がチリには存在しておりません。

この地域に限らずチリ産のオリーブオイルやワインが世界の食品コンテストで数々と入賞しているのは、澄んだ空気、アンデス山脈から湧き出る伏流水、害虫ストレスからの開放という環境が、植物を安全に心地よく守りながら育ててきた成果なのではないでしょうか。
だからこそ、必要以上に求めない。あるだけで良いという人間のモラルにより、自然の織り成すこの世界がこのまま続いてほしいと思います。

「陸の孤島マヨネーズ」に使っているオリーブオイルは、ナッツや生アーモンドのような甘みと香味を持つアルベギーナ種と、グリーントマト葉の香りとピリッとした胡椒味のするピアクル種を、収穫直後に農場内にある工場でコールドプレス(低温圧搾)したブレンド一番絞りです。搾油後は直ぐに光と酸素を遮断した保存槽に移され製品化されますが、栽培から瓶詰めまでの生産工程をすべて自社で行っていることも特長の一つです。

チリ産エクストラヴァージンオリーブオイル

「陸の孤島マヨネーズ」に使っているオリーブオイルは、世界の食品コンテストで入賞しています。

チリ産エクストラヴァージンオリーブオイルの受賞歴

落花生油

落花生油は、江戸時代後期 文政年間創業から代々「油商」を生業とする老舗が見立てた油です。炒りたてのように香ばしくてとてもクリーミーな味わいはマヨネーズの味をさらに豊かにしてくれました。食用油の中には、熱に弱い性質のものが多いのですが、落花生油は高温に強いため中華料理の油通しや炒め物に使われることは良く知られています。最近では、バターなどの変わりにマヨネーズを使って加熱調理される方も多くなりましたので、そのような方にもお勧めできるマヨネーズです。

落花生油

その他の原料

  • 山口県萩市産和からし
  • 鹿児島県佐多岬産海塩
  • 鹿児島県喜界島産粗糖

陸の孤島マヨネーズ

お知らせ

「陸の孤島マヨネーズ」は、「陸の孤島マヨネーズ氷温熟成40日」に変わります。

また、従来の70gの容量では少なすぎるため、一般に販売されているマヨネーズと同量のものを作ってほしいというお客様のお声が以前から随分あり、今回、新たに熟成マヨネーズを新発売するにあたり、容量を300gに変更いたしました。

「氷温熟成マヨネーズ氷温熟成40日」は、現在プレーンタイプのみご用意させていただいておりますが、今後、新たな新商品をご提供する予定でおります。

なお、従来の70gをご希望の方は、受注生産になりますがお受けいたしておりますので、ご連絡をいただければありがたく存じます。

「陸の孤島マヨネーズ」は、
「陸の孤島マヨネーズ氷温熟成40日」に変わります。

代表者紹介

川原嵩信 TAKANOBU KAWAHARA

1968年鳥取県米子市生まれ。上智大学経済学部経済学科卒業。
ITやバイオなどのサラリーマンを経て2006年(37歳の時)に東京から鹿児島にIターン、医院の経営に携わる。(鳥取大学医学部で精神科心療内科の医師だった父が故郷の鹿児島県大隅半島で心療内科を主体とした統合医療の医院を開業、直後にがんで倒れたため)。

この仕事の現場で、自死の瀬戸際にいるような症状の方達が人間関係が再構築され、睡眠や生活が整うプロセスで精神と身体の健康を取り戻して自分を取り戻してゆく様に触れ合う。

土に触れ合ったり安全・安心の食物を摂取することが心身の健康に大きな影響をもたらすことを知り、この分野をライフワークにしようと考え「人の健康を衛星のように衛る」という願いを込めて当初は医療法人の付帯法人(メディカルサプライヤー法人)としてサテライツ株式会社を登記した。

2010年、大隅町月野の山奥にある養豚場跡地を養鶏場に改造し、平飼い、自然養鶏による養鶏を開始した。

養鶏を選んだ理由は、
①自然豊かな環境での養鶏の仕組みづくりが、事業のテーマとした自然〜土〜食〜土を実現する方法だと考えたことと、
②「鶏卵本来の持つ栄養のポテンシャル」に大きな可能性を感じたから
であった。

自分で鶏を育てることからはじめ、加工食品の作り方を教わりマヨネーズを商品化、さらに乳酸菌、麹菌、発酵の研究を進めながら現在に至る。

庭先養鶏をもっと知る

養鶏のはじまり

創業当時の川原とトカラ山羊ブンタ

2011年、鹿児島県曽於市の山奥で鶏の放し飼いを始めました。

農場の開墾から始めてもこの場所で養鶏に取り組みたかったのは、山から湧きでる新鮮な水、透き通るような空気、野草や虫やミミズなどの豊富な餌に引き込まれたからです。

初めての農場経営は色々な方からのアドバイスや、独学養鶏の積み重ねでしたが鶏同士が形成していく社会や生態が解り始めた4年目位から、ストレスの少ない生活を鶏が送るには、人間はどこまで関与したら良いのかという疑問が生まれてきました。

鶏の生態

人の顔を認識し、しだいになつくようになっていく鶏ですが、そんなかわいい一面がある反面、雄鶏を中心に30羽前後のグループで、人間が考える以上に厳しい序列社会を作ります。

例えば、明け方一番にコケコッコーと鳴く鶏はグループ最上位の雄鶏で、次に鳴くのは序列2位の雄鶏、次は3位と続き、序列を飛び越えて朝鳴きをする鶏は一羽もいません。

気性が激しいといわれる鶏ですが、このような社会性を持つ鶏を一箇所に多数飼育した状況では主導権争いも含め大小のトラブルが起きてくるのは仕方のないことだと思われます。

卵は、鶏の生身の体から産まれてきます。鶏が受けたストレスが卵にどのような影響を与えるのかははっきりとはわかってはいませんが、何かが原因となり鶏の体でエラーが起きないような環境を整えることはとても重要なことだと考えます。

農場を開設して5年目。しだいに害獣被害が目立つようになり、夜間の農場を守ってくれたトカラヤギの防衛力や様々な防害獣策も飢えた害獣には歯が立たなくなり、いよいよ農場移転が避けられなくなっていきました。

庭先養鶏の里

鹿児島県曽於(そお)市とは

畜産と農業で経済が成り立つこの地は、町全体がまるで大きな農場です。
数年前まで、この地の至るところで鶏を飼い育てていました。
一箇所多数羽飼育をやめ、ボスの雄鶏を中心として鶏が暮らしやすいような30羽前後での委託型少数羽飼育を実践するために、経験豊富な方のご自宅の広い庭で育てていただく。
そんなことが、この町ではできるのです。

曽於市

委託型少数羽庭先養鶏
(鹿児島県そお市庭先養鶏)のはじまり

平成28年8月に、これまでの養鶏方法を改め、いよいよ庭先養鶏を開始しました。

29年5月現在、弊社には6件のパートナー養鶏農家がいらっしゃり、みなさんが日常生活と一体化した庭先での養鶏を行なっています。弊社が定めた基準を元に地元の旬の無農薬野菜や自生する野草、遺伝子組み換えなしのおからや米ぬかなどを主な飼料にされており、中にはご自身の農場でひよこを卵から孵す方もいらっしゃいます。雄がおり、また品種的にもたくさんの鶏のがいるのも、我々の養鶏方法の特色です。

庭先養鶏パートナーのご自宅の庭で餌をもらう鶏たち

曽於市の庭先養鶏で暮らす鶏たち

鶏が一生に産卵する卵の数はほぼ決まっています。産卵に無理をさせない方針なので庭先養鶏の鶏は、ケージ飼いの鶏に比べて長期間に渡って産卵をしますが、それでも年をとると産卵をしなくなります。

経済養鶏では通常鶏は二年で「廃鶏」と見なされ処分されますが、弊社においては飼育を続け農作業(雑草取り、土作り)を手伝ってもらうことにしました。
今年(2017年)から、周囲の農家さんの協力を得て飼料用とうもろこしと米の生産を開始しました。

集落を中心としたの耕畜連携の模様をこれからホームページやSNSに投稿して行きますのでどうぞご期待ください。

最新情報

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企業情報

サテライツ株式会社

社名 サテライツ株式会社
(会社法人等番号60123-01-008260)
販売 生食用有精卵、マヨネーズ(製造を含む)、オリーブオイル
電話 080-5206-7706
FAX 0986-36-5153
EMAIL info★satellitesinc.jp(★を@に変えてお送りください)
アクセス 鹿児島空港から車で一時間
経営理念 地球の進化と幸福のために学び、働き、今という時代を生き抜くお客様の命に常に寄り添う食品を提供します。

お問い合わせ・連絡先

tel. 080-5206-7706

営業時間:9:00-17:00 定休日:日曜日

※農場や製造現場にいる時間が多いため、メールでご連絡いただけますとスムーズです。

メールでのお問い合わせはこちら

特定商取引法に基づく表記

事業者の名称

川原嵩信

事業者の所在地

郵便番号 :899-8601
住所 :鹿児島県曽於市末吉町岩崎

販売価格について

販売価格は、表示された金額(表示価格/消費税込)と致します。

送料について

※送料は別途発生いたします。送料は商品購入ページからご確認頂けます。
※8,000円以上のご注文で送料が無料になります。

商品の引渡時期

配送のご依頼を受けてから通常7日以内に発送いたします。

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返品について

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